適切な保持剤を選びましょう
鮮度保持剤の使い分け、できていますか?食品の鮮度を保つには、適切な鮮度保持剤とサイズ選びが大切です。
お菓子の食感で選ぶ
鮮度保持剤の使い分けYes/Noチャート
お菓子の食感で違う 保持剤の選び方動画
お菓子の種類で選ぶ
食品の保存性は水分活性(Aw)を指標とします。 Awは0~1の数字で表され、1に近いほど傷みやすい食品となります。下記の表では、水分活性(Aw)に適応する鮮度保持剤の範囲を示しております。
代表的な食品例を参考にご覧ください。
しかし、例えばひと口に「クッキー」といっても、配合や焼き時間によって水分活性に差が出ます。
「お菓子の健康診断®」では無料で食品のAwを測定し、適切な鮮度 保持剤の提案を行っておりますので是非ご利用ください。
保持剤のサイズ選定方法
脱酸素剤 エバーフレッシュ・キーピットYF
エバーフレッシュのサイズ選定計算方法(容器内酸素量)
したがってやや大きめで一番近い酸素吸収量100ccの商品をお選びください。
※1:商品の密度(1ml当たりの重量)
一般的には食品の密度は1g/mlとみなして計算します。
例外)生麺・餅1.2、羊羹・ういろう1.3、穀類1.4、金属は固有の密度を適用します。
計算結果がマイナスの値になる場合がございます。その際にはお問い合わせください。
容器内 酸素量計算
※鮮度保持剤の使用を検討される場合は必ず実装試験を行い、希望の日持ちや食品の乾燥状態等を確認した上で鮮度保持剤を選択してください。
エバーフレッシュのサイズ選定動画
アルコール揮散剤 アルベール
アルベールのサイズ選定計算方法
※利用する期間により、品質保持の程度が異なります。
※上記はあくまで目安であり、使用する際は必ず実装試験をし、効果を確認していただきますようお願い申し上げます。
乾燥剤 シリカゲル
シリカゲルのサイズ選定計算方法(量の目安)
食品の重さに対して、1/20~1/25です。
※鮮度保持剤の使用を検討される場合は必ず実装試験を行い、希望の日持ちや食品の乾燥状態等を確認した上で鮮度保持剤を選択してください。
乾燥剤 シートドライヤー
シートドライヤーのサイズ選定計算方法(ご利用寸法の目安)
※鮮度保持剤の使用を検討される場合は必ず実装試験を行い、希望の日持ちや食品の乾燥状態等を確認した上で鮮度保持剤を選択してください。
石灰乾燥剤 ドライカル
ドライカルのサイズ選定計算方法(量の目安)
食品の重さに対して、1/10~1/20です。
※鮮度保持剤の使用を検討される場合は必ず実装試験を行い、希望の日持ちや食品の乾燥状態等を確認した上で鮮度保持剤を選択してください。
保冷剤 ファインパック
ファインパックのサイズ選定計算方法 目安
- 測定温度はケーキの内部温度です
- 6号箱にケーキを4個入れて測定しています
- 外気温℃は30℃平均です
ファインパック使用の目安
キープする温度 | 箱の厚み 発泡スチロール | 季節 | 保冷時間 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
3時間 | 6時間 | 9時間 | 12時間 | |||
5℃〜10℃ | 5mm〜20mm | 冬 | 150g | 200g | 250g | 300g |
春・秋 | 250g | 300g | 350g | 400g | ||
夏 | 300g | 350g | 400g | 500g |
※鮮度保持剤の使用を検討される場合は必ず実装試験を行い、希望の日持ちや食品の乾燥状態等を確認した上で鮮度保持剤を選択してください。
お菓子の健康診断
鳥繁産業では、お客様のお菓子を診断し、鮮度保持のアドバイスをする「お菓子の健康診断」を行なっております。診断料無料、他社製品をご使用の場合でも遠慮なくどうぞ。